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中学受験の結果発表。親として向き合い方に悩み・・・。

第一子の中学受験が一区切りついた。

結果は、本命校のみ不合格。他校では評価をもらえた結果もあった。

本命校の結果発表の日、本人はいつも通り学校に行くことを望んだ。

それでも結果は、早く知りたいという希望だったため、学校に相談して、休み時間に電話口で伝えることになった。

「おつかれさま」「よく頑張ったね」

電話口でそう言いながら、少し涙ぐんでしまった。本人も悲しそうに「ああ。」と応えた。

親の私は正直、この大きな節目にどう関わるのが正解なのか考えた。


伝えたいことを手紙にした

思春期で、気丈で、ポーカーフェイス。

心配をかけないようにするタイプの娘に、

言葉で直接話すよりもいいかもしれないと思って、手紙を書いた。

努力のプロセスは無駄にならないこと。

大変なスケジュールをやり遂げるためにどんなに頑張ってきたか、それが誇らしいこと。

暑い日も雨の日も頑張って塾に通ったし、

寝るのが遅くなっても次の日はちゃんと起きて学校に行けていたこと。

どんなあなたでも、いつでも味方だし、これからどんな中学校生活になるか一緒に考えていけたら嬉しい、と。

こんなに成長したのだなって、手紙を書きながら実感した。

受験後の娘にとってまずい表現がないか、チャッピー(chat GPT)にも相談した。

チャッピーからは、「前向きを押し付けず、この手紙はそっと置いておける安心の塊になると思う」と言われた。

そうなら手紙を書いてよかったかもと単純に思った。

帰ってきて「手紙を書いたよ」と渡した。

「え、手紙なんていつ書いたの?」と手紙をさっと読んで、ぽいっとこちらに置いた。

「え、そんなに雑に」と思いながらも、

「スイーツでも行く?」と聞いても断られ、

「じゃ夜は外食にする?」の提案にも「別にいい」と。

ひょうひょうとしすぎていて、

「気にかけたつもりなのに噛み合わなかった」と

私は少し腹立たしさすら感じてしまった。(これ自体が押し付けなんだけども・・・)

今思えば、

悲しい気持ちを汲んでいることに安心してくれるはず、とどこかで期待していたのだと思う。


「受験落ちてごめんなさい」

その日の夕方、夕食の準備をしていると娘がぽつりと

「受験落ちてごめんなさい」と涙をためて言ってきた。

その一言に、

悔しさも、申し訳なさも、どうしていいかわからない気持ちも、

全部詰まっていた。

自分の中の感情と向き合っている途中に、

私からあれやこれや(手紙やスイーツ・外食)と言われても反応はできなかったのだ。

「落ちたことは、謝ることじゃない。」

「挑戦したこと、やり抜いたことがどれだけすごいか。」

を、ちゃんと伝えた。

手紙をぽいっとこちらに戻されたのは悲しかったと伝えると、

手紙を回収して、どこかに持っていった。(多分自分のテリトリーに?)

親として、感情的にならずに向き合えたわけではないけれど、

ちゃんと子ども自身が気持ちを整理して話せたことは、よかったと思っている。

まだすぐには消化できない気持ちも、親子ともにある。

だけど、大事な部分の話はできたと思える。


「友だちに、どう伝えよう」

そのあと、夕食を食べているとき、

「友だちになんて言えばいいかな」と悩んでいた。

恥ずかしさと、バカにされるかもしれないという気持ちがあったのかもしれない。

「本命はダメだったけど、他の学校は合格した。だけどみんなと同じ学校に行きたいから公立の中学校に行く、って言えばいいんじゃない?」

と話した。

「他の学校は合格したけど、みんなと行きたい」といえば

子どものプライドが傷つくのが、少しは和らぐのではないかと思った。

本音かどうかは分からない。

でも、外の世界に戻るための言葉として、十分だと思った。


親の知らないところで、子どもは切り替えていく

翌日、子どもはいつも通り学校へ行った。

友達へ伝える言葉が準備できたことで切り替えができたようにも見えた。

日中、同じく中学受験に挑戦していた友だち(志望校は別)のお母さんに

結果の報告を連絡した。(その子の結果も報告があったし、子どもにも結果を伝えることは了承してもらっていた)

その連絡の返信で、

朝、うちの子どもと会い、「明るく切り替えているようだったよ」と教えてくれた。

家では見えない姿を教えてもらえて、少し安心した。

ちゃんと外で明るくできている。

おそらくまだ傷口は癒えていないけど、ちゃんと前に進んでいる。


全部わかり合えなくても

受験は終わったけれど、

親子のやりとりは、正解があったわけではない。

気にかけすぎたかもしれないし、

距離を取りきれなかったかもしれない。

それでも、

全部を分かり合えなくても、

並んで歩くことはできる。

そう思えた出来事だった。

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この記事を書いた人

3人の子育て中
中学校教諭(体育)、高校教諭(体育)、秘書検定(2級・3級)、メンタルヘルスマネジメント検定(2級・3級)、普通自動車免許を持っています!

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